iPhone Duoの残価はいくらに置かれるか|Proの実績から計算してみました

iPhone 18 Proの残価率からiPhone Duoの残価を計算した図。Proの残価率は43.8%から50.0%で、同じ率ならDuoの実質負担は約22万円から25万円 通信

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公開日:2026年9月24日/最終更新日:2026年9月24日

スギシー

スギシー通信業界10年/元キャリアショップSV

キャリアショップにSVとして入店し、代理店の売上を担当していました。いまは建物管理会社の取締役で、通信の販売からは離れています。2026年5月に自分の2回線をMNPし、iPhone 17を実質23円で契約しました。その明細は4本目で公開しています。

先に結論を書きます。

  • iPhone DuoはApple直販で256GB 364,800円。予約は10月16日21時、発売は10月23日です
  • キャリアで買うときの負担は、残価がいくらに置かれるかで決まります
  • iPhone 18 Proの残価率は43.8%から50.0%でした。同じ率なら実質負担は約22万円から25万円です
  • ただしこれは予測です。折りたたみの残価がProと同じ率になる保証はありません

私は2026年5月にiPhone 17を実質23円で契約しました。そのときの残価は120,384円です。

36万円台の端末の残価が、いくらに置かれるのか。それがこの記事の問いです。

Apple直販の価格は確定しています

まず確定している数字から並べます。

容量 Apple直販価格
256GB 364,800円
512GB 399,800円
1TB 469,800円
2TB 574,800円

画面は「7.6インチSuper Retina XDRフォールディングディスプレイ(Nano-texture)」と「5.4インチSuper Retina XDRアウターディスプレイ」の2枚です。

予約注文は10月16日午後9時から。10月23日発売とApple公式に書かれています。

Appleは下取りも案内しています。「iPhone 8 Plus以降を下取りに出すと、新しいiPhone Duoが5,000円から172,000円割引になります」。幅が広いのは、下取りに出す機種と状態で額が変わるためです。172,000円は上限であって、多くの人がこの額になるわけではありません。

誤解|36万円という数字だけでは、判断できません

ここが本題です。

キャリアで買う場合、支払う額は機種代金ではありません。2年後に端末を返す前提の残価設定型プログラムを使うと、負担は「機種代金 − 残価」になります。

つまり残価がいくらに置かれるかで、同じ端末の負担が何万円も変わります。

そして残価は、2年後の中古相場の予測で決まります。ここに折りたたみ特有の問題があります。

iPhoneの折りたたみには、日本のキャリアに前例がありません。2年後にいくらで売れるかの見通しが立てにくい端末ほど、残価は低く置かれます。残価が低ければ、負担は増えます。

Proの残価率から計算してみます

前例がないなら、いちばん近いものから推測します。

iPhone 18 Proの残価率からiPhone Duoの残価を計算した図。Proの残価率は43.8%から50.0%で、同じ率ならDuoの実質負担は約22万円から25万円

iPhone 18 Proの実質負担を4社で比較した記事で確認した数字を使います。Apple直販のiPhone 18 Pro 256GBは219,800円でした。

キャリア 機種代金 残価(機種変更) 残価率 Apple直販比
ドコモ 263,230円 118,800円 45.1% 1.198倍
au 268,800円 134,400円 50.0% 1.223倍
ソフトバンク 268,560円 117,600円 43.8% 1.222倍
楽天モバイル 255,900円 残価の設定なし 50.0% 1.164倍

2つの比率が読み取れます。

  1. キャリアの機種代金は、Apple直販の1.16倍から1.22倍になっています
  2. 残価率は43.8%から50.0%に収まっています

この2つをiPhone Duoの364,800円に当てはめます。

機種代金   364,800円 × 1.16〜1.22 = 約42万円〜45万円
残価       約42万〜45万円 × 44〜50% = 約19万円〜22万円
実質負担   約22万円〜25万円

楽天モバイルは残価を設定せず、48回払いの前半24回分が負担になります。必ず半分なので、機種代金が約42万円なら実質は約21万円です。

これは予測です。公式の数字ではありません。各社が折りたたみ端末にProと同じ残価率を置くとは限りません。中古相場の見通しが立ちにくい端末ほど、残価は低く置かれます。低く置かれれば、実質負担はこの試算より増えます。答え合わせは10月16日21時です。価格が出たらこの記事を更新します。

乗り換えなら、残価率はもっと上がります

もうひとつ材料があります。乗り換えのときの残価率は、機種変更より大きく上がります。

キャリア 機種変更の残価率 乗り換えの残価率
ドコモ 45.1% 58.5%
au 50.0% 75.1%
ソフトバンク 43.8% 78.9%

ソフトバンクは残価率が43.8%から78.9%まで上がります。残価が上がれば、払う額は減ります。

Duoでも同じ構造なら、乗り換えるかどうかで負担が10万円以上変わります。楽天モバイルだけは契約種別で動きません。

折りたたみは、返せないリスクが一段高い端末です

残価型プログラムには、もうひとつ前提があります。端末を返して、査定を通すことです。

折りたたみは、ヒンジと内側のディスプレイという、板状の端末にはない部分を持っています。2年間これを毎日開閉して、査定を通る状態で返せるか。ここは読み切れません。

折りたたみ特有の査定基準が各社にあるかどうかは、まだ確認できていません。プログラムに申し込む前に、査定基準のページでヒンジと内側ディスプレイの扱いを確認してください。ここが分からないまま36万円台の端末を「2年後に返す前提」で買うのは、前提が1つ抜けた状態です。

私の残価は120,384円でした

自分の数字と比べます。

2026年5月にMNPしたiPhone 17(256GB)の契約内容です。

契約内容の画面。端末等代金分割支払金1円、分割支払金残額120,403円、うち残価額120,384円と表示されている
項目 金額
端末等代金分割支払金 1円(全24回)
分割支払金残額 120,403円
うち残価額 120,384円

月々1円を23回払い、24回目に120,384円が来ます。返却すれば免除されるので、2年間の端末負担は23円です。

Duoの残価が仮に20万円だとすると、私の残価の1.7倍です。2年後にその額を払うか、端末を返すかの二択になります。

返せなかったときに払う額が、それだけ大きい。これが36万円台の端末を残価型で買うということです。

返却したほうが得かどうかは計算できます

私の場合、プログラム利用料は22,000円で確定しています。

残価額 120,384円 − プログラム利用料 22,000円 = 98,384円

2年後の中古買取相場がこの額を下回っていれば、返却したほうが得です。上回っていれば、残価を払って手元に残し、売る選択もあります。

Duoでも計算の仕方は同じです。残価が確定したら、同じ式に当てはめてください。残価シミュレーターを用意しています。

売っていた側から見ると、月額で売れる端末です

私は通信業界に10年いました。そのうち数年はキャリアショップにSVとして入店しています(経歴の詳細)。

当時から、端末価格は年々上がっていました。それでも売れたのは、残価設定型のプログラムがあったからです。

本体価格を聞くと20万円は高く感じます。ところが月額で示すと、判断の基準が変わります。

36万円台の端末も、同じ構造で売られます。2年後に返す前提で半分を消せば、月額は2万円を切ります。その数字なら払える、と感じる人は増えます。

仕組みとしてよくできています。批判ではありません。ただ買う側は、月額ではなく2年間の総額で見たほうが、判断を誤りません。

判断基準|10月16日に確認する4つ

価格が出たら、この順で見てください。

  1. 残価がいくらか — 機種代金に対する率を出します。44%を下回っていれば、Proより条件が悪いということです
  2. その額に何が含まれているか — プログラム利用料を足した額か、別枠か。キャンペーン割引が引いてあるか
  3. 契約形態を揃える — 機種変更の額と乗り換えの額を並べても比較になりません
  4. 査定基準にヒンジと内側ディスプレイの記載があるか — 返せるかどうかが、実質負担の前提です

1つ目が今回の焦点です。残価率が低く置かれていたら、各社が折りたたみの中古相場を慎重に見ている、という意味になります。

選択肢

  1. 10月16日の価格を見てから決める — 残価が分からない段階では、負担額が計算できません
  2. Apple直販で一括購入する — 256GB 364,800円。返却も査定も関係なく、端末は自分のものになります
  3. iPhone 18 Proにする — 256GB 219,800円。Duoとの差は145,000円で、残価型の実績もあります
  4. いまの端末を使い続ける — 買い替えない選択も、固定費の判断としては有効です

2つ目を選ぶなら、比べるべきは実質負担ではなく機種代金です。返さない前提なら、Apple直販の364,800円が基準になります。

買い替えるなら、いまの端末の相場を先に調べてください

36万円台の端末に買い替えるなら、いま持っている端末を売るかどうかで、実際の出費が変わります。

Appleの下取りは5,000円から172,000円です。ただし下取りと買取業者の査定額は別物で、業者間でも数万円の差が出ることがあります。

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17 Proや18 Proを中古で探す選択肢もあります

選択肢3を選ぶ場合の補足です。中古なら残価型プログラムを使いません。2年後の返却も査定も関係なく、本体価格がそのまま負担額になります。

この記事で書いてきた残価の計算が、まるごと不要になるということです。

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よくある質問

iPhone Duoの実質負担はいくらですか

10月16日21時にならないと分かりません。各社の残価がまだ公表されていないためです。iPhone 18 Proの残価率をそのまま当てはめると約22万円から25万円になりますが、これは予測です。

なぜ残価が分からないと負担が計算できないのですか

残価設定型プログラムの負担は「機種代金 − 残価」だからです。残価は2年後の中古相場の予測で決まります。折りたたみには前例がないため、各社がどう置くかは価格の公表を待つしかありません。

折りたたみだと残価は低くなりますか

低く置かれる可能性はあります。中古相場の見通しが立ちにくい端末ほど、残価は慎重に設定されます。ただし実際にどうなるかは、価格が出るまで分かりません。

乗り換えたほうが安いですか

iPhone 18 Proでは、乗り換えの残価率が機種変更より大きく上がりました。ソフトバンクは43.8%から78.9%です。Duoでも同じ構造なら、乗り換えのほうが負担は小さくなります。ただし乗り換えにはMNPの手続きと初期費用がかかります。

2年後に返せなかったらどうなりますか

残価を払って端末を手元に残します。返却しても査定基準を満たさなければ故障時利用料がかかります折りたたみはヒンジと内側ディスプレイがあるぶん、査定の不確実性が高くなります。

いまの端末を下取りに出すのと、買取業者に売るのはどちらが得ですか

額だけなら買取業者のほうが高いことがあります。ただし下取りは購入時にその場で値引きされるので、手間はかかりません。買取業者は現金化まで日数がかかります。査定額は業者によって数万円変わるため、1社だけで判断しないでください。

まとめ

  • iPhone DuoはApple直販で256GB 364,800円。予約は10月16日21時、発売は10月23日
  • キャリアで買うときの負担は、残価がいくらに置かれるかで決まります
  • iPhone 18 Proの残価率は43.8%から50.0%。同じ率なら実質負担は約22万円から25万円
  • これは予測です。折りたたみの残価が同じ率で置かれる保証はありません
  • 乗り換えの残価率は機種変更より大きく上がります。ソフトバンクは43.8%から78.9%
  • 楽天モバイルは残価を設定せず、48回払いの前半24回分が負担になります
  • 折りたたみはヒンジと内側ディスプレイがあります。返せるかどうかが前提です
  • 私のiPhone 17の残価は120,384円。Duoの残価が20万円なら、その1.7倍です

10月16日21時に各社の価格が出ます。この記事はそのとき更新します。予測がどれだけ外れたかも、そのまま残します。

自分の契約で分岐点を計算したい方は、残価シミュレーターを使ってください。

この記事を書いた人
スギシー

通信業界に10年。キャリアショップのSVとして代理店の売上を担当し、うち5年半は共同創業者として経営側にいました。いまは建物管理会社の取締役で、通信の販売からは離れています。

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