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先に結論を書きます。
- iPhone DuoはApple直販で256GB 364,800円。予約は10月16日21時、発売は10月23日です
- キャリアで買うときの負担は、残価がいくらに置かれるかで決まります
- 10月16日、各社の価格が出ました。機種変更の残価率はドコモ45.1%、ソフトバンク42.9%、au39.9%です
- 返す前提の負担は239,690円(ドコモ・買替えおトク割適用時)から252,300円(au)。Proの実績から出した予測(約22万円から25万円)の範囲に入りました
- 外れたのは乗り換えです。9月に「10万円以上変わる」と予測した差が、Duoではドコモとソフトバンクで0円、auで22,000円でした
私は2026年5月にiPhone 17を実質33円で契約しました。そのときの残価は120,384円です。
36万円台の端末の残価が、いくらに置かれるのか。それがこの記事の問いです。
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答え合わせ|各社の価格が出ました
この記事は9月に、価格が出る前の予測として公開しました。各社の価格表が出たので、先に結果を並べます。
10月23日の発売の後、10月26日に4社とApple直販の公式ページを確かめ直しました。表の価格は、10月16日から変わっていません。発売後にiPhone Duoだけを値下げするキャンペーンも、見当たりませんでした。
| 256GB(税込) | 機種代金 | 残価(機種変更) | 残価率 | 返す前提の負担(機種変更) |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | 436,370円 | 196,680円 | 45.1% | 239,690円(買替えおトク割適用時)/261,690円(プログラム利用料込み) |
| au | 419,800円 | 167,500円 | 39.9% | 252,300円 |
| ソフトバンク | 419,760円 | 180,000円(25〜48回目の合計) | 42.9% | 239,760円 |
| 楽天モバイル | 433,000円 | 残価の設定なし | — | 216,504円(前半24回分) |
楽天モバイルは、21時の予約開始後に製品ページに価格が載りました。「現金一括払い/割賦販売価格433,000円、楽天カード支払い48回(25~47回目9,020円/月、48回目9,036円/月)」で、表示の月額は9,021円です。前半24回分は9,021円×24=216,504円です。
予測と実際を並べると、こうなります。
| 項目 | 9月の予測 | 実際 | 外れ方 |
|---|---|---|---|
| 機種代金(Apple直販比) | 1.16倍〜1.22倍 | 1.151倍〜1.196倍 | au・ソフトバンクは予測の下限より安い |
| 残価率(機種変更) | 44%〜50% | 39.9%〜45.1% | auは予測の下限を4ポイント下回った |
| 返す前提の負担(機種変更) | 約22万円〜25万円 | 239,690円〜252,300円 | ほぼ範囲内。auだけ上限を2,300円超えた |
| 乗り換えでの差 | 10万円以上 | ドコモ0円、ソフトバンク0円、au22,000円 | 大きく外れた |
| 楽天モバイル(前半24回分) | 約21万円 | 216,504円 | ほぼ当たった |
負担額はほぼ当たりました。外れたのは、乗り換えで安くなるという読みです。
ドコモは価格表の見出しが「すべてのお手続き」で、機種変更でも乗り換えでも同じ額です。ソフトバンクも、他社からのりかえ・新規・番号移行・機種変更の4つが同じ額でした。auだけが、乗り換え・新規・番号移行の残価を189,500円に上げ、負担を230,300円にしています。
Proより条件が悪くなったのは、auの機種変更です。iPhone 18 Proでは残価率50.0%でドコモ・ソフトバンクより高かったのが、Duoでは39.9%と最も低くなりました。
Apple直販の価格は確定しています
まず確定している数字から並べます。
| 容量 | Apple直販価格 |
|---|---|
| 256GB | 364,800円 |
| 512GB | 399,800円 |
| 1TB | 469,800円 |
| 2TB | 574,800円 |
画面は「7.6インチSuper Retina XDRフォールディングディスプレイ(Nano-texture)」と「5.4インチSuper Retina XDRアウターディスプレイ」の2枚です。
予約注文は10月16日午後9時から。10月23日発売とApple公式に書かれています。
Appleは下取りも案内しています。発売後の10月26日時点の表示は「下取りに出すと、iPhone Duoが実質7,355円/月 x 36回から」です。例として、iPhone 16 Pro(128GB)を下取りした場合の総支払い金額を実質264,800円からとしています。下取りなしの364,800円との差は100,000円です。下取りの額は、出す機種と状態で変わります。
Apple直販には、キャリアの契約と一緒に買う割引もあります。Appleは「キャリア契約付きなら8,800円割引。オンラインでドコモまたはソフトバンクに乗り換えると、20,000円割引に。」としています。期間は書かれておらず、終了や延長がありうるとされています。
誤解|36万円という数字だけでは、判断できません
ここが本題です。
キャリアで買う場合、支払う額は機種代金ではありません。2年後に端末を返す前提の残価設定型プログラムを使うと、負担は「機種代金 − 残価」になります。
つまり残価がいくらに置かれるかで、同じ端末の負担が何万円も変わります。
そして残価は、2年後の中古相場の予測で決まります。ここに折りたたみ特有の問題があります。
iPhoneの折りたたみには、日本のキャリアに前例がありません。2年後にいくらで売れるかの見通しが立てにくい端末ほど、残価は低く置かれます。残価が低ければ、負担は増えます。
Proの残価率から計算してみます
前例がないなら、いちばん近いものから推測します。
ここから下は、9月に価格が出る前に書いた予測です。答え合わせのために、そのまま残しています。

iPhone 18 Proの実質負担を4社で比較した記事で確認した数字を使います。Apple直販のiPhone 18 Pro 256GBは219,800円でした。
| キャリア | 機種代金 | 残価(機種変更) | 残価率 | Apple直販比 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | 263,230円 | 118,800円 | 45.1% | 1.198倍 |
| au | 268,800円 | 134,400円 | 50.0% | 1.223倍 |
| ソフトバンク | 268,560円 | 117,600円 | 43.8% | 1.222倍 |
| 楽天モバイル | 255,900円 | 残価の設定なし | 50.0% | 1.164倍 |
2つの比率が読み取れます。
- キャリアの機種代金は、Apple直販の1.16倍から1.22倍になっています
- 残価率は43.8%から50.0%に収まっています
この2つをiPhone Duoの364,800円に当てはめます。
機種代金 364,800円 × 1.16〜1.22 = 約42万円〜45万円
残価 約42万〜45万円 × 44〜50% = 約19万円〜22万円
実質負担 約22万円〜25万円
楽天モバイルは残価を設定せず、48回払いの前半24回分が負担になります。必ず半分なので、機種代金が約42万円なら実質は約21万円です。
これは9月時点の予測です。公式の数字ではありません。各社が折りたたみ端末にProと同じ残価率を置くとは限りません。中古相場の見通しが立ちにくい端末ほど、残価は低く置かれます。低く置かれれば、実質負担はこの試算より増えます。答え合わせの結果は、記事の冒頭に載せました。
乗り換えなら、残価率はもっと上がります
もうひとつ材料があります。乗り換えのときの残価率は、機種変更より大きく上がります。
| キャリア | 機種変更の残価率 | 乗り換えの残価率 |
|---|---|---|
| ドコモ | 45.1% | 58.5% |
| au | 50.0% | 75.1% |
| ソフトバンク | 43.8% | 78.9% |
ソフトバンクは残価率が43.8%から78.9%まで上がります。残価が上がれば、払う額は減ります。
Duoでも同じ構造なら、乗り換えるかどうかで負担が10万円以上変わります。楽天モバイルだけは契約種別で動きません。
10月16日追記:この予測は外れました。Duoでは、ドコモとソフトバンクは契約種別で額が変わりません。auも差は22,000円(機種変更252,300円、乗り換え230,300円)です。
折りたたみは、返せないリスクが一段高い端末です
残価型プログラムには、もうひとつ前提があります。端末を返して、査定を通すことです。
- 返さなければ残価を払います
- 返しても査定基準を満たさなければ故障時利用料がかかります
- 返却の期限はプログラムによって3種類あります
折りたたみは、ヒンジと内側のディスプレイという、板状の端末にはない部分を持っています。2年間これを毎日開閉して、査定を通る状態で返せるか。ここは読み切れません。
価格表の注記も見ました。ドコモは返却時の条件を「故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと、その他当社指定の査定基準を満たした対象機種」としています。ソフトバンクは「査定により、液晶・タッチパネルに異常が確認された場合や当社HP記載の特典対象外条件に該当する場合は、特典利用不可。」としていて、条件を満たさない場合の故障時負担金は最大44,000円(不課税)です。どちらの価格表にも、ヒンジの記載はありませんでした。
折りたたみ特有の査定基準が各社にあるかどうかは、価格表の注記では確認できませんでした。プログラムに申し込む前に、査定基準のページでヒンジと内側ディスプレイの扱いを確認してください。ここが分からないまま36万円台の端末を「2年後に返す前提」で買うのは、前提が1つ抜けた状態です。
私の残価は120,384円でした
自分の数字と比べます。
2026年5月にMNPしたiPhone 17(256GB)の契約内容です。

| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 端末等代金分割支払金 | 1円(4回目の請求、全24回。1回目は11円) |
| 分割支払金残額 | 120,403円 |
| うち残価額 | 120,384円 |
1回目は11円、2回目から23回目までは月々1円で、24回目に120,384円が来ます。返却すれば免除されるので、2年間の端末負担は33円です。
Duoの残価が仮に20万円だとすると、私の残価の1.7倍です。2年後にその額を払うか、端末を返すかの二択になります。
実際の残価は、ドコモで196,680円でした。私の残価の1.6倍です。
返せなかったときに払う額が、それだけ大きい。これが36万円台の端末を残価型で買うということです。
返却したほうが得かどうかは計算できます
私の場合、プログラム利用料は22,000円で確定しています。
残価額 120,384円 − プログラム利用料 22,000円 = 98,384円
2年後の中古買取相場がこの額を下回っていれば、返却したほうが得です。上回っていれば、残価を払って手元に残し、売る選択もあります。
Duoでも計算の仕方は同じです。残価が確定したら、同じ式に当てはめてください。残価シミュレーターを用意しています。
返す日が来たら、買取店の査定額を1つ見てから決めてください。私が前の端末(iPhone 15 Pro)をauの旧プログラムで返したときは、査定額も見たうえで、残価のほうが高かったので返しました。各社の返し方はauのスマホトクするプログラムと「+」の違いとソフトバンクの新トクするサポート+で返すときの条件に、返す前の端末の準備は古いiPhoneを返す・売る前の順番に書きました。当サイトで提携している買取店です。
ここから先は広告リンクです。当サイトは買取業者の順位付けをしていません。並び順は五十音順で、報酬額とは関係ありません。査定額と条件は各社の公式ページでご確認ください。
売っていた側から見ると、月額で売れる端末です
私は通信業界に10年いました。そのうち数年はキャリアショップにSVとして入店しています(経歴の詳細)。
当時から、端末価格は年々上がっていました。それでも売れたのは、残価設定型のプログラムがあったからです。
本体価格を聞くと20万円は高く感じます。ところが月額で示すと、判断の基準が変わります。
36万円台の端末も、同じ構造で売られます。2年後に返す前提で半分を消せば、月額は2万円を切ります。その数字なら払える、と感じる人は増えます。
仕組みとしてよくできています。批判ではありません。ただ買う側は、月額ではなく2年間の総額で見たほうが、判断を誤りません。
判断基準|10月16日に確認する4つ
価格が出たら、この順で見てください。答え合わせの結果も並べます。
- 残価がいくらか — 機種代金に対する率を出します。44%を下回っていれば、Proより条件が悪いということです
- その額に何が含まれているか — プログラム利用料を足した額か、別枠か。キャンペーン割引が引いてあるか
- 契約形態を揃える — 機種変更の額と乗り換えの額を並べても比較になりません
- 査定基準にヒンジと内側ディスプレイの記載があるか — 返せるかどうかが、実質負担の前提です
1つ目が今回の焦点です。残価率が低く置かれていたら、各社が折りたたみの中古相場を慎重に見ている、という意味になります。
| 確認すること | 10月16日の結果 |
|---|---|
| 1. 残価率 | 機種変更でドコモ45.1%、ソフトバンク42.9%、au39.9%。44%を下回ったのはソフトバンクとau |
| 2. 何が含まれているか | ドコモの261,690円はプログラム利用料22,000円込み。auとソフトバンクは利用料を足して同額を引く形で、表示の負担額には実質含まれない |
| 3. 契約形態 | ドコモとソフトバンクは全手続きで同額。auは乗り換え・新規・番号移行が22,000円安い |
| 4. 査定基準 | 価格表の注記にヒンジの記載はない。申し込む前に各社の査定基準のページで確認が必要 |
選択肢
- キャリアで買うなら、乗り換えにこだわらない — ドコモとソフトバンクは手続きで額が変わりません。auの機種変更だけ、乗り換えより22,000円高くなります
- Apple直販で一括購入する — 256GB 364,800円。返却も査定も関係なく、端末は自分のものになります
- iPhone 18 Proにする — 256GB 219,800円。Duoとの差は145,000円で、残価型の実績もあります
- いまの端末を使い続ける — 買い替えない選択も、固定費の判断としては有効です
2つ目を選ぶなら、比べるべきは実質負担ではなく機種代金です。返さない前提なら、Apple直販の364,800円が基準になります。
買い替えるなら、いまの端末の相場を先に調べてください
36万円台の端末に買い替えるなら、いま持っている端末を売るかどうかで、実際の出費が変わります。
Appleの下取りは、iPhone 16 Pro(128GB)を出した例で総支払い金額が100,000円下がります。ただし下取りと買取業者の査定額は別物で、業者間でも数万円の差が出ることがあります。買取店の窓口は返却の計算の後に置いています。
17 Proや18 Proを中古で探す選択肢もあります
選択肢3を選ぶ場合の補足です。中古なら残価型プログラムを使いません。2年後の返却も査定も関係なく、本体価格がそのまま負担額になります。
この記事で書いてきた残価の計算が、まるごと不要になるということです。
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よくある質問
iPhone Duoの実質負担はいくらですか?
256GBを機種変更で買って返す前提なら、ドコモ239,690円(買替えおトク割適用時)、ソフトバンク239,760円、au252,300円です。ドコモはプログラム利用料を含めると261,690円になります。楽天モバイルは48回払いの前半24回分で216,504円です。
なぜ残価が分からないと負担が計算できないのですか?
残価設定型プログラムの負担は「機種代金 − 残価」だからです。残価は2年後の中古相場の予測で決まります。Duoの残価は、ドコモ196,680円、au167,500円(機種変更)、ソフトバンク180,000円でした。
折りたたみだと残価は低くなりますか?
会社によります。ドコモの機種変更は45.1%で、iPhone 18 Proの45.1%と同じでした。auの機種変更は、Proの50.0%からDuoでは39.9%に下がっています。
乗り換えたほうが安いですか?
Duoでは、ドコモとソフトバンクは乗り換えても同じ額です。安くなるのはauだけで、差は22,000円(機種変更252,300円、乗り換え230,300円)でした。9月に予測したような10万円以上の差はありません。乗り換えにはMNPの手続きと初期費用もかかります。
2年後に返せなかったらどうなりますか?
残価を払って端末を手元に残します。返却しても査定基準を満たさなければ故障時利用料がかかります。折りたたみはヒンジと内側ディスプレイがあるぶん、査定の不確実性が高くなります。
いまの端末を下取りに出すのと、買取業者に売るのはどちらが得ですか?
額だけなら買取業者のほうが高いことがあります。ただし下取りは購入時にその場で値引きされるので、手間はかかりません。買取業者は現金化まで日数がかかります。査定額は業者によって数万円変わるため、1社だけで判断しないでください。
まとめ
- iPhone DuoはApple直販で256GB 364,800円。予約は10月16日21時、発売は10月23日
- キャリアで買うときの負担は、残価がいくらに置かれるかで決まります
- 機種変更の残価率はドコモ45.1%、ソフトバンク42.9%、au39.9%
- 返す前提の負担は239,690円から252,300円。9月の予測(約22万円から25万円)はほぼ当たりました
- 乗り換えの予測は外れました。差はドコモとソフトバンクで0円、auで22,000円です
- 楽天モバイルは残価を設定せず、48回払いの前半24回分216,504円が負担になります
- 折りたたみはヒンジと内側ディスプレイがあります。返せるかどうかが前提です
- 私のiPhone 17の残価は120,384円。Duoのドコモの残価196,680円は、その1.6倍です
10月16日に各社の価格が出たので、答え合わせを冒頭に載せました。9月の予測は消さずに残しています。
自分の契約で分岐点を計算したい方は、残価シミュレーターを使ってください。
いま使っている端末の残価は、毎月の請求明細で確認できます。端末等代金分割支払金1円の明細から残価と期限を読む手順に読み方を書きました。買い替えで前の回線をやめる場合に何が残るのかは、携帯の解約金は1,000円でも残価は120,384円という内訳にまとめています。
修正履歴
- 2026年10月26日:発売後の10月26日に、4社とApple直販の価格を公式ページで確かめ直しました。価格は変わっていません。Appleの下取りの表示が変わったため、該当の注記を書き直し、Apple直販のキャリア契約付きの割引を追記しました。返却と買取の関連記事へのリンクと、買取店の窓口を返却の計算の後に移しています。
- 2026年10月16日(21時台):楽天モバイルの価格(割賦販売価格433,000円、前半24回分216,504円)を答え合わせの表に追加しました。
- 2026年10月16日:ドコモ・au・ソフトバンクのiPhone Duoの価格が出たため、冒頭に「答え合わせ」の節を追加しました。結論、判断基準の結果、よくある質問、まとめを実際の数字に更新しています。9月の予測の本文は消さずに残し、外れた乗り換えの予測には追記を入れました。
- 2026年9月28日:端末の実質負担を「23円」から「33円」に訂正しました。1回目の端末等代金分割支払金が11円だったことを、6月分の利用明細で確認したためです。2回目から23回目は各1円で、24回目の残価120,384円は変わりません。

