古いiPhoneを返す・売る前の順番|消すのは新しいiPhoneで確かめてから。PASMOは消す前に移します

古いiPhoneを返す・売る前の順番|消すのは新しいiPhoneで確かめてから。PASMOは消す前に移します 通信

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スギシー

スギシー通信業界10年/元キャリアショップSV

キャリアショップにSVとして入店し、バックアップの大切さを伝える側にいました。いまは建物管理会社の取締役です。iPhone 17に替えたあと、iPhone 15 Proをauの返却プログラムで返しました。

結論|「消去」は最後。新しいiPhoneで確かめてから消します

古いiPhoneを返却や買取に出す前は、「すべてのコンテンツと設定を消去」を最後に回します。消したあとは、古いiPhoneからデータを取り出せません。

私が返却の前にやった順番

  1. iCloudのバックアップが最新か確かめる
  2. 新しいiPhoneにバックアップのデータが入ったか確かめる
  3. 保存していたIDとパスワード、PASMOが新しいiPhoneで使えるか確かめる
  4. 問題がないと分かってから、すべてのコンテンツと設定を消去する
  5. 画面のフィルムをはがし、指定の郵送袋で返送する

10月23日はiPhone Duoの発売日です。新しいiPhoneが届いたら、古いiPhoneはこの順番で手放してください。

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Appleの手順は「バックアップ→転送→削除」の順です

Appleは、売却や下取りに出す前の手順を3段階で案内しています。

順番 Appleの手順 中身
1 バックアップを作成する iCloudバックアップの「今すぐバックアップを作成」
2 新しいデバイスに情報を転送する 新しいiPhoneに移す
3 古いデバイスから個人情報を削除する Apple Watchのペアリング解除、サインアウト、「すべてのコンテンツと設定を消去」

消去すると、「探す」とアクティベーションロックも外れます。Appleはこう書いています。

「iPhoneやiPadを消去すると、「[デバイス]を探す」とアクティベーションロックはオフになります。」

返却先の条件でもあります。auは「回収対象機種内のデータは、あらかじめバックアップおよびデータの初期化をお客さまご自身で実施ください。」としています。ソフトバンクも、アクティベーションロックが外れていない端末は特典の対象外です。

誤解|「バックアップを取ったから、すぐ消してよい」

バックアップを取っても、新しいiPhoneに入ったとは限りません。確かめるのは、バックアップの日時と、新しいiPhoneの中身の2つです。

iCloudバックアップの日時は、設定アプリで見られます。Appleの案内はこうです。

「「今すぐバックアップを作成」の下に、最後のバックアップの作成日時が表示されます。」

PASMOは、もうひとつ注意がいります。移すときに、古いiPhoneが手元で使える状態でなければなりません。

「以前のデバイスが近くにあり、インターネットに接続されていないと、新しいデバイスに移行することはできません。」

消してから気づいても、古いiPhoneは移す元として使えません。Appleは、iCloudからサインアウトすると交通系ICカードがその端末から削除され、残高は保存されるとしています。それでも、移し終えてから消すほうが手間はかかりません。

私がiPhone 15 Proを返した順番

iPhone 15 Pro 256GBは、auの「スマホトクするプログラム」で買った端末です。iPhone 17に替えたあと、返却しました。

iPhone 15 Proを返却したときの順番。1 iCloudのバックアップを確認、2 新しいiPhoneにデータが入ったか確認、3 IDとパスワード、PASMOを確認、4 すべてのコンテンツと設定を消去、5 画面のフィルムをはがして指定の郵送袋で返送

最初に見たのは、iCloudのバックアップです。次に、新しいiPhone 17にそのデータが入っているかを確かめました。

そのうえで、セキュリティ情報も確かめました。iPhoneに保存していたIDとパスワード、PASMOが、新しいiPhoneで正しく使えるかです。パスワードは、iCloudキーチェーンで端末間で同じ状態に保てます。

スギシー

問題がないと分かってから、すべてのコンテンツと設定を消去しました。消したあとは画面のフィルムをはがし、スマホトクするプログラムの指定の郵送袋に入れて返送して完了です。返却で払ったお金はありません。

あなたも、新しいiPhoneでPASMOとパスワードを一度使ってから消去してください。使えたら、消してよい合図です。

手間取ったのは、端末の作業より手続きのほうでした。auの回線を離れていたため、購入時の電話番号とID、端末の紐づけを探すのに時間がかかりました。回線を移す前に控えておくと迷いません。

返すか売るかは、消す前に決めます。私は買取店の査定額も見たうえで、残価のほうが高かったので返しました。査定額が残価より高ければ、売るほうが手元に残ります。当サイトで提携している買取店です。

店頭にいた側から|バックアップは「取った」より「入った」を見ます

キャリアショップにいたころ、補償の相談に来た人には、バックアップとアップデートの大切さを伝えていました。端末が動かなくなってからでは、中身を取り出せない場合があります。

返却や買取も同じ構造です。手放した端末は戻ってきません。auも「端末回収後はお客さまに端末を返却することはできません。」としています。

古い端末を手放す日は、新しい端末で「入った」と確かめた日の後にしてください。返却期限は申込みの翌月なので、確かめる日数は取れます。

判断基準|消す前に確かめること

確かめること どこで見るか
iCloudバックアップの日時 設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップ
新しいiPhoneに写真やアプリが入ったか 新しいiPhoneで直接開く
保存したIDとパスワード iCloudキーチェーン(設定の「パスワード」)を新しいiPhoneでオンにして確かめる
PASMO・Suica 新しいiPhoneのウォレットで「見つかったカード」から追加し、改札で使えるか
Apple Watch 古いiPhoneとのペアリングを解除する
マイナンバーカードのスマホ用電子証明書 入れている場合は、初期化の前にマイナポータルアプリで失効手続をする

マイナンバーカードの電子証明書は、auが返却前の手続きとして案内しています。PASMOは、残高と定期券、オートチャージ設定も新しいiPhoneに引き継がれます。

選択肢

  1. 返却か買取かを先に決める — 残価と査定額の比べ方は残価型で買ったiPhoneは、売るか返すかに書きました
  2. 新しいiPhoneで「入った」を確かめてから消去する — PASMOは古いiPhoneが手元にあるうちに移します
  3. 返却なら、期限と送り方を確かめる — auのスマホトクするプログラムの郵送は、申込みの翌月25日までです

auの返却プログラムの新旧の違いはauのスマホトクするプログラムと「+」の違いに、ソフトバンクの返し方はソフトバンクの新トクするサポート+で返すときの条件に、返却期限の数え方は端末の返却期限は3種類ありますにまとめています。iPhone Duoに買い替える人はiPhone Duoの残価はいくらに置かれたかも参考にしてください。買取店の窓口は私が返した順番の後に置いています。

よくある質問

iPhoneを返却する前に、何をすればいいですか?

Appleの手順どおり、バックアップ、新しいiPhoneへの転送、古いiPhoneの消去の順です。消去すると「探す」とアクティベーションロックもオフになります。消去は、新しいiPhoneで中身を確かめてから行います。

PASMOは、古いiPhoneを消してからでも移せますか?

移すときは古いiPhoneが近くにあり、インターネットにつながっている必要があります。Appleは、iCloudからサインアウトするとカードは端末から削除され、残高は保存されるとしています。古いiPhoneを消す前に移すのが確実です。

画面のフィルムははがして返すべきですか?

公式の手順に、フィルムをはがす記載は見当たりません。auは、アクセサリーや付属品を自分で外すよう案内しています。私ははがしてから郵送袋に入れました。

auの返却を郵送でする場合の期限はいつですか?

auは、スマホトクするプログラムとかえトクプログラムの郵送について「郵送期限は、機種変更/端末買い替え/プログラム特典利用お申し込み日の翌月25日です」としています。回収キットは本人限定受取郵便(特例型)で届きます(eKYCを選んだ場合は普通郵便)。

まとめ

  • 古いiPhoneの消去は最後に回します
  • 確かめるのは、バックアップの日時と、新しいiPhoneに入ったかの2つです
  • PASMOは古いiPhoneが使えるうちに移します
  • 私はiPhone 15 Proを、この順番で0円で返却しました

新しいiPhoneが届いたら、古いiPhoneを消す前に、新しいほうでPASMOとパスワードを一度使ってください。使えたら、消してよい合図です。

制度と手順は変わります。この記事も変更のたびに更新し、末尾に修正履歴を残します。

修正履歴

  • 2026年10月26日:買取店の窓口を、返却の体験のすぐ後に移しました。返却と買取の関連記事へのリンクを足しています。
この記事を書いた人
スギシー

通信業界に10年。キャリアショップのSVとして代理店の売上を担当し、うち5年半は共同創業者として経営側にいました。いまは建物管理会社の取締役で、通信の販売からは離れています。

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