結論|自分でeSIMを移すなら0円です
新しい端末を自分で用意して、自分でeSIMを移す機種変更は、事務手数料がかかりません。
ソフトバンクの手数料改定の注記に、そのまま書かれています。
「お客さまご自身で、eSIMクイック転送(iOS端末間)や、Android eSIM転送(対応するAndroid 端末間)を利用して機種変更をされる場合、事務手数料はかかりません。」
同じ手続きを店頭でやると4,950円です。差は4,950円あります。
0円になる条件
- 端末を自分で用意する(キャリアで買う機種変更は対象外)
- 新旧どちらもeSIMで、自分で転送する
- iPhoneならiOS 16.4以上
- SIMロックが解除されている
SIMの種類で、額がこれだけ変わります
同じ「SIMを入れ替える」手続きでも、物理SIMかeSIMかで額が違います。

| 事業者 | 物理SIM(ウェブ) | eSIM(ウェブ) | 店頭 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | 1,100円 | 無料 | 4,950円 |
| au | 3,850円 | 無料 | 4,950円 |
| ソフトバンク | 1,100円 | 無料 | 4,950円 |
| 楽天モバイル | 3,300円 | 0円 | 0円 |
| povo2.0 | 3,850円 | 当面無料 | 店頭の扱いなし |
auは2026年8月1日の改定で、WebでのeSIM発行を無料にしました。回線種別を変更する場合も、変更しない場合も無料です。
ドコモは報道発表資料のWEBの表で、新規契約・契約変更・機種変更・eSIM再発行を「無料(変更なし)」としています。ただし同じ資料の注記に「SIM再発行および電話番号保管は、有料(税込み1,100円)です。」とあり、物理SIMの再発行は無料の対象外です。
手順の前に、確認するものが2つあります
ドコモの案内ページに書かれている条件です。
- iOSのバージョン。「iOS 16.4以上にアップデートする必要があります」
- SIMロックの解除。「事前にデバイスのSIMロック解除が完了しているかご確認ください」
転送の方法は2つあり、必要な環境が違います。
| 方法 | 必要なもの |
|---|---|
| Bluetooth方式 | 「Bluetooth®の設定がONになっていることを確認」 |
| iCloud方式 | 「Wi-Fiまたはモバイルネットワークへ接続されていることを確認」 |
物理SIMからeSIMへ変更する場合は「Wi-Fiに接続されていることを確認」とされています。
店頭にいたころ、この2つの確認をしないまま来店されて、その場で手続きが止まることがよくありました。先に見ておいてください。
あなたも、手続きの前にこの2つを確かめてください。
使えない場合もあります
全部のケースで0円になるわけではありません。
- 端末をキャリアで買う機種変更は対象外です。ソフトバンクの注記は「端末の購入と同時の機種変更の事務手数料に変更はありません。」としています
- iPhoneとiPadの間は転送できません。ドコモの案内は「iPhone-iPad間での転送は非対応」としています
- 副回線サービスの副回線は転送できません
- ワイモバイルは、新旧どちらもeSIMの場合「店頭での受け付けとなります」
- LINEMOは端末を販売していないため機種変更の受け付けがなく、SIM再発行での扱いになります
- 「日本国内で発売されたiPhone/iPad以外は動作保証しておりません」
転送が終わると、元の端末のSIMは無効になります。ドコモの案内に「eSIMクイック転送後に元々ご利用されていた端末のSIMは無効となります」と書かれています。古い端末を回線付きで残すことはできません。
いくら浮くのか
私は2026年5月に、量販店でahamoを2回線契約しました。事務手数料は1回線4,950円、2回線で9,900円です。明細に印字されています。

これは新規契約なので、eSIM転送では避けられない費用でした。ただし機種変更なら話が別です。
| やり方 | 手数料 |
|---|---|
| 店頭で機種変更 | 4,950円 |
| ウェブで機種変更(物理SIM) | 1,100〜3,850円 |
| 端末を自分で用意してeSIMを転送 | 0円 |
年に1度端末を替える人なら、これだけで4,950円が残ります。手数料の全体像は事務手数料は窓口で決まりますにまとめました。
よくある質問
新規契約や乗り換えでも0円になりますか?
なりません。無料になるのは機種変更にあたる手続きです。新規契約と乗り換えの事務手数料は別にかかります。額は事務手数料は窓口で決まりますで比べています。
物理SIMを使っていますが、eSIMに変えられますか?
変えられます。ドコモの案内には物理SIMからeSIMへの変更手順があり、「Wi-Fiに接続されていることを確認」とされています。ただし手続きの名称と手数料は事業者で違うので、変更前に自分の契約先の表を見てください。
Androidでもできますか?
ソフトバンクの注記は「Android eSIM転送(対応するAndroid 端末間)」を無料の対象に含めています。対応する端末の一覧は事業者の公式ページで確認してください。
機種変更の前に、端末の残価はどうなりますか?
返却プログラムを使っている場合、機種変更のタイミングが免除の条件に関わります。期限は端末の返却期限は3種類あるという記事に、残価の確認方法は端末等代金分割支払金1円の明細から残価と期限を読む手順にまとめています。
古い端末を家族に使わせられますか?
転送すると元の端末のSIMは無効になります。回線を分けたい場合は、家族の回線として別に契約する必要があります。
まとめ
- 端末を自分で用意して自分でeSIMを移す機種変更は、事務手数料が0円です
- 同じ手続きを店頭でやると4,950円。差は4,950円です
- 条件はiOS 16.4以上とSIMロック解除の2つ
- キャリアで端末を買う機種変更は対象外です
- 転送後、元の端末のSIMは無効になります
手続きを始める前に、iOSのバージョンとSIMロックの2つだけ見てください。それが済んでいれば、あとは無料です。
制度は変わります。この記事も改定のたびに更新し、末尾に修正履歴を残します。

