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結論|「買取額」と「返して消える額」を比べます
残価型プログラムで買った端末は、返却すると最後の支払い(残価)が不要になります。売ると買取額が手に入りますが、残価の支払いは残ります。
売るほうが得になるのは、この式が成り立つときだけです
- 買取額 > 残価 − 返却時の費用
- 返却時の費用:プログラムの利用料、故障時の利用料など
- 買取額は「上限」ではなく、自分の端末の状態での査定額で比べる
私はiPhone 15 Pro 256GBを返却しました。買取店の査定額も見ましたが、残価のほうが高かったからです。返却で払ったお金はありません。
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売っても、残価の支払いは消えません
返却と売却の違いは、残りの支払いがどうなるかです。
| 返却する | 売る | |
|---|---|---|
| 手元に入るお金 | なし | 買取額 |
| 残価(最後の支払い) | 払わなくてよい | 払い続ける |
| かかる費用 | 利用料・故障時の利用料(条件による) | なし |
auのスマホトクするプログラムの場合、返却しなければ、最後の支払いは「25~48カ月目に再度分割」になります。売っても、この支払いは続きます。
買取店によっては、分割の支払い中でも買い取ってくれます。モバステの価格ページには「iPhone・iPadの分割支払い中でも減額なし!」とあります。ただ、売れることと、残価が消えることは別の話です。

iPhone 15 Pro 256GBは、いまいくらで売れるか
2026年10月7日に、買取店の公式ページで iPhone 15 Pro 256GB の表示額を見ました。
| 店 | 表示額(中古のいちばん上のランク) | ほかの表示 |
|---|---|---|
| バイヤーズ(au版) | Aランク 103,000円 | Sランク109,000円 |
| モバゾウ | 中古品 最大101,000円 | 未使用品105,000円 |
| リンクサス | 中古品 最大93,600円 | 価格更新日は2026年8月31日 |
| モバステ | 中古A 92,000円 | 未開封94,000円 |
同じ店でも、状態のランクで数万円変わります。モバステでは中古Aが92,000円、中古Cが77,000円で、差は15,000円です。
比べる相手は表の一番上の額ではなく、自分の端末のランクの額です。傷があれば、表示より下がります。
私はiPhone 15 Proを返しました
iPhone 15 Proは、auの「スマホトクするプログラム」を使って買いました。残価を据え置いて月々の支払いを軽くする、残価型のプログラムです。その後、回線は何度か移っています。
| 時期 | 回線 |
|---|---|
| 購入時 | au |
| 2024年5月 | UQ mobileへ番号移行 |
| 2024年11月 | ワイモバイルへMNP |
| 2025年6月 | UQ mobileへMNP |
| 2026年5月 | ahamoへMNP |
返却のとき、auの回線はもう使っていませんでした。それでも返却はできます。auは「au回線解約後も本プログラムの継続利用は可能です。」としています。
比べたのは、買取店の査定額と残価です。残価のほうが高かったので、返却を選びました。返却で払ったお金はありません。
手間取ったのは、返却の手続きそのものより当時の電話番号とID、端末の紐づけを探すことでした。買った会社から回線を移していると、どのIDで買ったかが分からなくなります。回線を移す前に、購入時の番号とIDを控えておくと迷いません。
あなたが回線を移す予定なら、購入時の電話番号とIDをいま控えてください。
回線の移り方と手数料は同じ会社のブランドに移ると手数料がかかりますに書きました。
店頭にいた側から見た「返却」
キャリアショップにいたころ、返却プログラムは使う前提で必ず案内していました。シミュレーション、返却期限、返却できる月まで伝えます。
返却期限を伝えることは、次に店に来る理由をつくることでもありました。2年の残価型なら、3年目に入るころに新しい機種の分割を始めても、月々の支払いが大きく変わらない形になります。返却プログラムは、2年ごとの買い替えにつながるように作られています。
だから客の側は、返す前に一度だけ買取額を見てください。店頭の案内は返却が前提です。売る選択肢は、自分で見ないと比べられません。
次のiPhone 17は、98,384円で決めます
いまのiPhone 17 256GBは、ahamoでドコモの「いつでもカエドキプログラム」を使っています。私の契約画面の数字はこうです。
| 項目 | 額 |
|---|---|
| 残価 | 120,384円 |
| プログラム利用料 | 22,000円 |
| 返して消える額(120,384円−22,000円) | 98,384円 |
2年後の査定額が98,384円を上回れば売り、下回れば返します。この数字の出し方は残価型プログラムはMNPしても継続しますに、返却期限の数え方は端末の返却期限は3種類ありますに書きました。
このときの機種変更の流れは、iPhone 15 ProからiPhone 17に替えた記録にまとめています。
返却・売却の前にやること
どちらを選んでも、端末の中身は消してから渡します。
| やること | 根拠 |
|---|---|
| バックアップを取る | Appleサポート |
| iCloud、iTunes、App Storeからサインアウトする | Appleサポート「iCloud、iTunes、App Storeからサインアウトします。」 |
| すべてのコンテンツと設定を消去する | Appleサポート「「すべてのコンテンツと設定を消去」します。」 |
| eSIMも消去する | Appleサポート「消去する選択肢を選んでください。」 |
| 暗証番号ロックを解除し、オールリセットする | auの特典の条件。実施されていないと特典を使えない |
| 購入時の電話番号とIDを確かめる | 私が手間取った点 |
Appleは「iPhoneやiPadを消去すると、「[デバイス]を探す」とアクティベーションロックはオフになります。」と案内しています。
返却時の査定で費用がかかる条件は、補償に入っていても対象外になる条件にまとめています。
判断基準
| あなたの状況 | 選ぶ方 |
|---|---|
| 査定額 > 残価−返却時の費用 | 売る |
| 査定額 < 残価−返却時の費用 | 返す |
| 画面割れなどで、返却時に故障時の利用料がかかる | 利用料を足して計算し直す |
| 残価型ではなく、端末代を払い終えている | 返却の選択肢はない。売るか下取り |
選択肢
- 返す前に、自分の端末のランクで査定額を見る — 表の上限ではなく、傷の有無で下がった額で比べます
- 残価と返却時の費用を、契約画面で確かめる — 私のiPhone 17は120,384円と22,000円でした
- 査定額が上なら売り、下なら返す — 売っても残価は払い続けます
- 回線を移す前に、購入時の番号とIDを控える — 返却の手続きで探さずに済みます
査定額を比べるときは、複数の店を見てください。当サイトで提携している買取店です。
ここから先は広告リンクです。当サイトは買取業者の順位付けをしていません。並び順は五十音順で、報酬額とは関係ありません。査定額と条件は各社の公式ページでご確認ください。
よくある質問
残価型で買ったiPhoneを、返却せずに売ってもいいですか?
売ることはできます。ただし残価の支払いは残ります。auのスマホトクするプログラムでは、返却しない場合「25~48カ月目に再度分割」です。売るほうが得かは、査定額と、返却で払わずに済む額を比べて決めます。
キャリアの回線を解約していても、返却できますか?
auのスマホトクするプログラムは「au回線解約後も本プログラムの継続利用は可能です。」としています。私も回線を移したあとに返却しました。購入時の電話番号とIDは控えておくと手続きで迷いません。
返却前に何をすればいいですか?
Appleサポートの手順どおり、バックアップ、サインアウト、「すべてのコンテンツと設定を消去」をします。auの特典は「暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない」場合は使えません。
買取価格はどこを見ればいいですか?
各店の公式ページの、自分の容量と状態のランクの額です。同じ店でもランクで数万円変わります。価格は日によって変わります。
まとめ
- 返すと残価が消え、売ると買取額が入る。売っても残価は払い続けます
- 売るほうが得なのは、査定額 > 残価−返却時の費用のときだけです
- iPhone 15 Pro 256GBの表示額は、2026年10月7日時点で中古の上位ランク92,000〜103,000円でした
- 私は残価のほうが高かったので返却し、払ったお金はありません
返却の連絡が来たら、その日に買取店の査定額を1つ見てください。比べる数字がそろえば、迷わず決められます。
買取価格は日々変わります。この記事も見直しのたびに更新し、末尾に修正履歴を残します。

