iPhone 18 Proの実質負担を4社で比較|4社の「実質負担」は同じ意味ではありません

iPhone 18 Pro 256GBの機種代金と実質負担を4社で比較した表。機種代金の差は12,900円だが実質負担は109,670円開く。楽天モバイルだけ乗り換えても額が変わらない 通信

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公開日:2026年9月12日/最終更新日:2026年9月17日

スギシー

スギシー通信業界10年/元キャリアショップSV

キャリアショップにSVとして入店し、代理店の売上を担当。うち5年半は共同創業者として経営側にいました。いまは建物管理会社の取締役で、通信の販売からは離れています。2026年5月に自分の2回線を実際にMNPしました。

先に結論を書きます。

  • iPhone 18 Proの実質負担は、4社で23,760円から166,430円です。機種代金の差は12,900円しかありません
  • ただしこの4つの数字は、そのまま比べられません。各社が違うものを「実質負担」と呼んでいます
  • 楽天モバイルだけは残価という考え方を使いません。乗り換えても機種変更でも額が変わりません
  • そしてどの額も端末の返却が前提です。返せなければ残価または残りの分割金を払います

価格の一覧はどこにでもあります。この記事で書くのは、その一覧の数字が何を含んでいるのかです。

現行のiPhone 17 Proで確かめると、機種代金は大手3社とも23万円前後でほぼ同じでした。ところが各社が表示している実質負担は、154,660円・101,800円・9,960円です。15倍以上の開きがあります。端末の値段が15倍違うわけではありません。

私は2026年5月にiPhone 17を実質23円で契約しました。その明細も公開します。

iPhone 18 Proの機種代金と実質負担

iPhone 18 Pro 256GBで、4社が公式サイトと公式価格表に載せている数字を並べます(2026年9月12日〜13日確認・税込)。いずれも各社の端末購入プログラムに加入した場合です。

iPhone 18 Pro 256GBの機種代金と実質負担を4社で比較した表。機種代金の差は12,900円だが実質負担は109,670円開く。楽天モバイルだけ乗り換えても額が変わらない
キャリア契約種別機種代金残価または免除される額表示されている実質負担返却の期限
ドコモ機種変更263,230円118,800円166,430円23か月目まで
ドコモのりかえ(MNP)241,230円141,240円121,990円23か月目まで
au機種変更268,800円134,400円134,400円25か月目に申込
auのりかえ・新規・番号移行268,800円201,900円66,900円25か月目に申込
ソフトバンク機種変更268,560円117,600円150,960円25か月目に申込+翌月末までに回収
ソフトバンク他社からのりかえ268,560円211,800円56,760円25か月目に申込+翌月末までに回収
楽天モバイル契約種別を問わず255,900円残価という表示はなし127,944円25か月目以降ならいつでも

楽天モバイルの行だけ書き方が違います。楽天は「残価」という言葉を使いません。48回払いのうち24回を払った時点で端末を返すと、残りの支払いが不要になる仕組みです。そのため実質負担は前半24回分の合計になります。

この表には、各社がさらに別枠で用意している割引を入れていません。ソフトバンクの「オンラインショップ割」は、オンラインショップで自宅受け取りを選ぶと機種代金から引かれます。他社からのりかえで33,000円、機種変更で11,040円。適用すると実質負担は23,760円と139,920円になります。auの「機種変更ゴールド割」は機種変更限定で、au PAY残高に16,500円が戻るので実質117,900円。ドコモの「買替えおトク割」は31日以内に手元の機種を返すとプログラム利用料22,000円が免除され、144,430円になります。

いちばん安いのはソフトバンクの他社からのりかえで、オンラインショップ割まで使えば23,760円です。ただしこれは「他社から乗り換える」「オンラインショップで自宅受け取りを選ぶ」「25か月目に申し込んで翌月末までに端末を返し、査定を通す」を全部満たしたときの額です。同じソフトバンクでも機種変更なら150,960円。6.4倍になります。

見てほしいのは機種代金のほうです。255,900円から268,800円。4社の差は12,900円しかありません。それなのに実質負担は23,760円から166,430円まで、142,670円開きます。この14万円は、端末の値段の差ではありません。

最も安いのは楽天モバイルの255,900円で、最も高いauとの差は12,900円です。大手3社に限れば5,570円しか違いません。

各社のプログラムの仕組みそのものは、残価型プログラムはMNPしても継続するにまとめています。ここでは比較に必要な部分だけを扱います。

誤解|4社の「実質負担」は同じ意味ではありません

ここが本題です。

iPhone 18 Proが発表される前日に、現行のiPhone 17 Pro 256GBを大手3社の公式サイトで調べました。

ドコモ・au・ソフトバンクのiPhone 17 Pro 256GBの機種代金と実質負担を並べた図。機種代金は23万円前後でほぼ同じだが、実質負担は154,660円・101,800円・9,960円と大きく違う
ドコモauソフトバンク
機種代金230,340円232,800円229,680円
残価(返却で免除)97,680円120,000円価格表に記載なし
表示されている実質負担154,660円101,800円9,960円

機種代金はほぼ同じです。それなのに実質負担は15倍以上違います。

理由は単純です。各社が「実質負担」という言葉で、違うものを指しているからです。

ドコモは、利用料を足した額を出しています

ドコモの表示は「お客さま負担額」です。これは機種代金から残価を引き、そこにプログラム利用料22,000円を足した額です。

230,340円 −  97,680円 + 22,000円 = 154,660円
(機種代金)  (残価)  (利用料)

キャンペーンの割引は入っていません。返却して次もドコモで機種変更するなら、利用料は0円になります。その場合の負担は132,660円です。

auは、割引を引いて、利用料を別に書いています

auは逆です。「新iPhone機種変更おトク割」の11,000円を引いた額を出し、プログラム利用料は「+特典利用料最大22,000円/−au買替特典最大22,000円」と別行に書いています。

232,800円 − 11,000円 − 120,000円 = 101,800円
(機種代金)  (割引)   (残価)

ドコモと同じ数え方に直すと、利用料22,000円を足して123,800円です。この形にして初めてドコモの154,660円と並びます。

ソフトバンクは、乗り換えの割引を引いた額を出しています

ソフトバンクの9,960円は「新トクするサポート+(特典B)適用時のお支払合計額」です。特典Bは乗り換えなどが条件の割引です。

そして価格比較ページには残価の記載がありません。ドコモやauと同じ式に直そうとしても、引き算に使う数字が公開されていません。

楽天は、そもそも残価を設定していません

楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、ほかの3社と設計が違います。

公式の注記にはこう書かれています。

現金一括払い/割賦販売価格255,900円、楽天カード支払い48回(25〜47回目5,331円/月、48回目5,343円/月)、支払期間48カ月、実質年率0%

48回払いにして、24回を払った時点で返すと残りが不要になるという仕組みです。残価を別に設定しているのではなく、単に総額を半分で区切っています。

255,900円 − (5,331円 × 23回 + 5,343円) = 127,944円
(割賦販売価格)  (25回目以降の支払い分)    (前半24回分)

だから契約種別で額が動きません。ドコモとauは乗り換えると残価そのものが上がり、負担が下がります。ソフトバンクは乗り換え条件の特典で下がります。楽天は48回の半分という機械的な計算なので、機種変更でも乗り換えでも127,944円です。

ただし楽天には、ほかの3社の表示にはない費用があります。公式の注記に「機種変更またはお使いいただいた製品を当社が回収する際には事務手数料3,300円のお支払いが必要」と書かれています。返すときに3,300円かかります。足すと131,244円です。返却を前提にした額どうしで比べるなら、この3,300円も入れてください。

比べるなら、条件を1つに揃えます

4社の表示をそのまま並べても比較になりません。揃えるべきは次の5つです。

  1. 契約形態。ドコモとauの表示は機種変更が前提です。ソフトバンクの9,960円は乗り換えなどの条件付きです。楽天は契約形態で変わりません
  2. プログラム利用料。ドコモは足した額、auは別枠、ソフトバンクは表示に含まれません
  3. 返却時の手数料。楽天は回収時に事務手数料3,300円がかかります
  4. キャンペーン割引。ドコモの表示には入っていません
  5. 返却するかどうか。返さなければ残価、または残りの分割金を払います

面倒に見えますが、やることは1つです。「2年間で自分がいくら払うか」に直してから比べる。それだけです。

ここまではiPhone 17 Proの数字です(2026年9月9日に大手3社の公式サイトで確認)。このときは、ドコモの製品ページで契約種別を機種変更・新規契約・のりかえに切り替えても、表示される機種代金・残価・負担額は変わりませんでした。auも同じでした。つまり大手2社の表示は残価の計算だけを出した素の数字で、乗り換えの還元は別に確認する必要がありました。

iPhone 18 Proでは、その2社が変わりました

18 Proの価格が公表されたので確かめ直しました。ドコモもauも、契約種別ごとに残価そのものが違います。同じ機種の「実質負担」が、1社の中で複数あります。

ドコモのiPhone 18 Pro 256GB(いつでもカエドキプログラム加入・23か月目に返却した場合)です。

契約種別支払総額残価(返却で免除)お客さま負担額
機種変更263,230円118,800円166,430円
新規契約263,230円141,240円143,990円
のりかえ(MNP)241,230円141,240円121,990円

auのiPhone 18 Pro 256GB(スマホトクするプログラム+)です。

契約種別機種代金残価(返却で免除)実質負担額
機種変更268,800円134,400円134,400円
新規契約・のりかえ(MNP)・番号移行268,800円201,900円66,900円

17 Proのときは「契約種別を変えても表示は同じ」でした。18 Proでは違います。ドコモは3通り、auは2通りの負担額が同じ機種に並んでいます。

楽天モバイルは1通りのままです。契約種別の欄そのものがありません。

数え方の違いはそのまま残っています。ドコモの166,430円にはプログラム利用料22,000円が含まれています(公式PDFの注記と製品ページの表示に明記があります)。auの66,900円は「機種代金−残価」で、特典利用料は含まれていません。

さらにドコモは、同じ表の中に2つの負担額を並べています。お客さま負担額166,430円と、「ドコモで買替えおトク割」を適用した場合の144,430円です。差額はちょうどプログラム利用料の22,000円でした。「実質負担」という言葉の指すものが揃っていないのは、社と社の間だけでなく、1社の表の中でも起きています。

容量を上げると、どれだけ変わるか

もう一つ、見落としやすい差があります。

ソフトバンクの価格表を見ると、同じiPhone 17 Proでも容量で支払合計額が大きく動きます。

iPhone 17シリーズの機種代金と実質負担額を並べた棒グラフ。機種代金は右肩上がりだが、支払合計額は24円、9,960円、109,200円、86,784円とそろっていない
機種容量機種代金特典B適用時の支払合計額
iPhone 17256GB180,720円24円
iPhone 17 Pro256GB229,680円9,960円
iPhone 17 Pro512GB285,120円109,200円
iPhone 17 Pro Max256GB264,960円86,784円
機種代金       285,120円 − 229,680円 =  55,440円の差
支払合計額     109,200円 −   9,960円 =  99,240円の差

機種代金の差は55,440円なのに、支払合計額の差は99,240円です。容量を1段階上げただけで、支払う額は約11倍になりました。

ただし、これはソフトバンクの割引の乗り方によるものです。残価の計算そのものが跳ねているわけではありません。

ドコモで同じ比較をすると、こうなります。

機種容量機種代金実質負担
iPhone 17256GB178,552円112,640円
iPhone 17512GB213,070円143,990円

機種代金の差が34,518円、実質負担の差が31,350円。ドコモではほぼ比例しています。

つまり容量の跳ね上がりは、割引が乗る組み合わせが決まっているキャリアで起きます。自分が選ぶキャリアでどうなるかは、容量を切り替えて表示額を見比べるのが確実です。

容量は後から変えられません。店頭では迷わず決めてしまいがちな項目ですが、金額の差は最も大きく出ます。写真や動画の使い方を先に考えてから選ぶことをおすすめします。

そして、どの額も返却が前提です

実質◯円という表示は、2年後に端末を返す前提の金額です。

返さない場合は残価を払います。返しても査定に落ちれば故障時利用料がかかります。返却の期限もプログラムによって3種類あります

私はiPhone 17を実質23円で使っています

自分の契約で確かめます。2026年5月にMNPした2回線のうち1台です。

契約内容の画面。端末等代金分割支払金1円、分割支払金残額120,403円、うち残価額120,384円と表示されている
項目金額
端末等代金分割支払金1円(全24回)
分割支払金残額120,403円
うち残価額120,384円

月々1円を23回払い、24回目に120,384円が来ます。返却すれば免除されます。2年間の端末負担は23円です。

ただし、これが成立している理由は3つあります。

  • MNPだったこと。機種変更ならこの価格にはなりません
  • 256GBを選んだこと。容量を上げれば実質負担は上がります
  • 2年後に返すこと。返さなければ120,384円を払います

このどれか1つでも違えば、23円にはなりません。実質負担の額とは、そういうものです。

返却したほうが得かどうかは、計算できます

残価額から返却時のプログラム利用料を引いて分岐点を出す図。120,384円から22,000円を引いて98,384円

私の場合、プログラム利用料は22,000円で確定しています。

残価額 120,384円 − プログラム利用料 22,000円 = 98,384円

2年後の中古買取相場が98,384円を下回っていれば、返却したほうが得です。上回っていれば、残価を払って手元に残し、売る選択もあります。

中古買取相場の調べ方

買取業者によって査定額は変わります。同じ機種・同じ容量でも、業者間で数万円の差が出ることがあります。1社の査定額だけで判断しないでください。

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この計算は機種と契約で変わります。自分の数字で確かめられるように残価シミュレーターを用意しました。

店頭では「月額が変わらない」で売っていました

私は通信業界に10年いました。そのうち数年はキャリアショップにSVとして入店しています(経歴の詳細)。

当時から、端末価格は年々上がっていました。ガラケーの時代と比べると、月々の負担は明らかに大きくなっていました。

そこで効いたのが残価設定型のプログラムです。

スギシー

2年の残価設定で買っていただくと、3年目に入るタイミングで新しい機種の分割を入れても、月額はほとんど変わりません。

この説明が最も通りました。本体価格を聞くと20万円は高く感じます。ところが月額で示すと、判断の基準が変わります。

20万円を超える端末が売れているのは、この設計があるからです。本体価格ではなく月額で判断させる仕組みになっています。

批判として書いているのではありません。仕組みとしてよくできています。ただ、買う側は月額だけでなく2年間の総額で見たほうが、判断を誤りません。

どこで判断するか

数字を並べたうえで、見るべき順番を書きます。

  1. 表示額が何を含んでいるかを確認する。プログラム利用料が足してあるのか、別枠なのか、割引が引いてあるのか
  2. 契約形態を揃える。機種変更の額と乗り換えの額を並べても比較にならない
  3. 容量を先に決める。キャリアによっては1段階上げるだけで負担が跳ね上がる
  4. 2年後に返せるか考える。返せない事情があるなら、残価は先送りした支払いと同じ
  5. 2年間の総額で比べる。端末の負担だけでなく、月額料金と初期費用、還元を足し引きする

4つ目が特に大事です。私は端末の実質負担が23円でしたが、契約時の初期費用は1回線6,482円かかっています。一方で量販店の還元が2台で40,000円ありました。端末の額だけを見ていたら、この差は見えません。

選択肢

iPhone 18 Proの予約開始は9月12日午後9時、発売は9月18日です。9月10日のApple発表で確定した内容をもとにすると、この秋の選択肢は3つです。

  1. iPhone 18 Proを買う — Apple直販は18 Proが256GB 219,800円・512GB 254,800円、18 Pro Maxが256GB 239,800円・512GB 274,800円です。乗り換えができるならソフトバンクの他社からのりかえが突出して安く、256GBで56,760円(オンラインショップ割を適用すれば23,760円)です。乗り換えないなら機種変更の実質負担は楽天モバイル 127,944円(返却時の事務手数料3,300円を足すと131,244円)< au 134,400円(ゴールド割で117,900円)< ソフトバンク 150,960円(オンラインショップ割で139,920円)< ドコモ 166,430円(買替えおトク割で144,430円)の順になります。機種変更で最も安いのは楽天モバイルです。楽天は公式のキャンペーンページに「最新のiPhone 18 Proなどが対象!各種条件達成で最大40,000ポイントプレゼント!」と出ていますが、条件の内訳は別ページで確認してください。容量は256GBから512GBに上げると実質負担がドコモ+25,520円・au+23,500円・ソフトバンク+18,240円(いずれも機種変更)。Apple直販の容量差35,000円より小さいので、残価型で買うなら512GBの割高感は直販より薄くなります。ただしどの額も返却が前提です。返さずに持ち続けるつもりなら、比べるべきは実質負担ではなく機種代金(263,230〜268,800円)のほうで、そこではApple直販の219,800円が最も安くなります。
  2. iPhone 17シリーズにする — 発表後、Apple公式の購入ページからiPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxの掲載がなくなりました。継続販売はiPhone 17(256GB 159,800円/512GB 194,800円)、iPhone 17e、iPhone Air、iPhone 16です。ソフトバンクの価格比較ページは9月12日時点でも9月4日更新のままで、iPhone 17シリーズの支払総額は発表前から変わっていません。Proが欲しい場合、17 Proはキャリアの在庫限りになります。
  3. 待つ無印のiPhone 18は発表されていません。次に出るのは折りたたみのiPhone Duoで、予約が10月16日午後9時、発売が10月23日、256GBで364,800円です。21万円台のProか、36万円台のDuoか、17に下げるか。この秋はその3択です。

17 Proを選ぶなら、中古も選択肢に入ります

選択肢2を選ぶ場合の補足です。17 Proはキャリアの在庫限りになるので、売り切れたあとは中古を探すことになります。

中古なら残価型プログラムを使いません。2年後の返却も査定も関係なく、本体価格がそのまま負担額になります。この記事でここまで書いてきた計算が、まるごと不要になるということです。

ただし状態と容量で相場が大きく変わります。1店だけ見て決めないでください。

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よくある質問

実質◯円と書いてあるのに、請求額が違うのはなぜですか

その額に何が含まれているかが違います。プログラム利用料を足した額なのか別枠なのか、キャンペーン割引が引いてあるのか、契約形態が機種変更か乗り換えか。この4つで額は大きく動きます。表の脚注に適用条件が書かれています。

途中で解約したら残価はどうなりますか

プログラムは回線契約と独立して続きます。MNPしても一括請求にはなりません

返却しないとどうなりますか

残価を払って端末を手元に残します。返却しても査定基準を満たさなければ故障時利用料がかかります

容量を上げると実質負担が跳ね上がるのはなぜですか

割引が乗る組み合わせが容量ごとに決まっているためです。ソフトバンクのiPhone 17 Proでは、機種代金の差55,440円に対して支払合計額の差が99,240円でした。ただしこれは全社で起きるわけではありません。ドコモのiPhone 17では、機種代金の差34,518円に対して実質負担の差が31,350円でほぼ比例していました。

楽天モバイルには残価がないのですか

残価という設定はありません。48回払いのうち24回を払った時点で端末を返すと、残りの支払いが不要になる仕組みです。そのため実質負担は前半24回分の127,944円で、機種変更でも乗り換えでも変わりません。ただし返却するときに事務手数料3,300円がかかります。

結局どこが一番安いのですか

表示されている額だけでは判定できません。契約形態と、その額に含まれているものを揃えてから計算してください。この記事の「比べるなら、条件を1つに揃えます」に手順を書きました。

いつ返却すればいいですか

プログラムによって期限が違います。3種類あります

まとめ

  • iPhone 18 Proの実質負担は4社で23,760円から166,430円。機種代金の差は12,900円しかない
  • 4社の「実質負担」は同じ意味ではない。18 Proでは、ドコモは利用料を足した額、auは機種代金から残価を引いただけで利用料は別枠、ソフトバンクは利用料を足してから同額を引いて相殺している
  • 楽天モバイルだけ残価を設定していない。48回払いの前半24回分が実質負担で、契約種別で変わらない。ただし返却時に事務手数料3,300円がかかる
  • 機種変更で比べると最も安いのは楽天モバイルの127,944円
  • 機種代金がほぼ同じでも、表示額は15倍以上違うことがある。端末が安いからではない
  • 実質◯円は返却が前提。返せなければ残価、または残りの分割金を払う
  • 比べるときは「2年間で自分がいくら払うか」に直してから並べる

自分の契約で分岐点を計算したい方は、残価シミュレーターを使ってください。

この秋、もう1機種あります。iPhone Duoは予約開始が10月16日午後9時、発売が10月23日です。キャリアの残価はまだ公表されていないので、Proの実績から残価を予測した記事を先に置きました。

機種代金ではなく毎月の支払いを下げるなら、軸がもう1本あります。スマホと光のセット割は家族の回線もまとめて対象になり、割引額は4社で違います。

修正履歴
2026年9月17日:楽天モバイルの価格と「買い替え超トクプログラム」の仕組みを追記し、3社比較から4社比較に改めました。あわせて機種代金の差を5,570円から12,900円に訂正し、4社の比較図を追加しました。

この記事を書いた人
スギシー

通信業界に10年。キャリアショップのSVとして代理店の売上を担当し、うち5年半は共同創業者として経営側にいました。いまは建物管理会社の取締役で、通信の販売からは離れています。

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